6月.7月になるとじめじめして暑いし、関東では梅雨入り…お出かけができない日も増えてきますよね。
そんな梅雨時期にぴったりの4歳さんにおすすめの絵本をご紹介します!
この記事を書いた人→2歳4歳ママ。絶賛2歳差育児中。
目次
かえるのおでかけ 高畠 那生 (著)
フレーベル館より。 雨が大好きなカエルのお話です。あべこべが楽しいです。
4歳くらいの子はわざと本来のこととは違うことを言ったりして面白がっていることがあります。
普段のそういう様子から、あべこべのこの絵本はとってもうけたようで、もう1回読んで!が続く絵本。
はっぱのおうち 征矢 清 (著)林明子 (イラスト)
こどものとも年少版(2才〜4才向き)。
庭であそんでいた女の子。雨が降ってきたので雨宿りをすると、そこへ動物たちも雨宿りに。
4歳向けの本って文字数が多くなってくるので読むほうも大変。こちらは2~4歳向けなので比較的文字も少なく、手短に読みたいときに親もうれしい1冊。
都会に住んでいるとこういう発見ってあんまりないな・・・と感じます。自然体験もさせたいなと思う。
なつのおとずれ かがくい ひろし (著)
夏のわくわく感が伝わる絵本としてお勧めです。
カタツムリの天気予報士が「梅雨明けはもうすぐでしょう」と伝えると、太陽が「みんなに知らせますか」と立ち上がります。
扇風機、トウモロコシ、スイカ、きんぎょ、かとりせんこう…など、たくさんの夏の風物詩が走って集まってきます。
その走り方も楽しい。そして太陽の滑り台で、地上に滑って降りてきます。そして、夏が始まります。
THE夏の定番たち大集合。絵もとってもかわいい。
あめふり-ばばばあちゃんのおはなし- さとう わきこ (著)
大好きなばばばあちゃんシリーズ。
降り続く雨に怒ったばばばあちゃんの、からいからい煙によってクシャミ連発のかみなりたち。ハックショーン、クショーン、クシュン。色々なクシャミの音が描かれていて、とっても楽しい。
そうか、こうやってばばばあちゃんがカミナリたちを雲から落としたから、梅雨が明けたのか~!
ばばばあちゃんが善人…ではなく、ちょっと意地悪なところもあるからこそ、面白い。
保育園にある絵本で、最初は「ばばばあちゃん???」となんの話かわからず、絵本を読んでおもしろさ、納得。
こんなストーリー書けるなんて!と感心&おもしろい、コミカルな本で、こどもウケも抜群です。
あめのもりのおくりもの ふくざわ ゆみこ (著)
梅雨時期ならではのあじさいがでてきます。
おおきなクマさんとちいさなヤマネくんシリーズの4作目、梅雨明け間近の夏が舞台です。
雷が鳴り響く大雨の日、雷が怖いクマさんが布団をかぶってふるえていると、ヤマネくんが、なないろ谷にあじさいを見に行こうと誘いにきます。
クマさんが断ると、ヤマネくんは独りで出かけていきました。
しばらくすると、川からあふれた水がクマさんの家の中に。ヤマネくんが向かったなないろ谷は川の上流にあります。
「ヤマネくんがあぶない! 」クマさんは怖いのも忘れて走り出しました……ヤマネくんの運命はいかに!
福音館の名作です。 友情あふれる1冊、動物が主役の絵本を探すなら 『あめのもりのおくりもの』はおすすめ。
ピッツァぼうや ウィリアム スタイグ (著), 木坂 涼 (訳)
雨の日に家族で遊ぶヒントをくれる1冊かもしれません。
雨の日だけじゃなくて、子どもが機嫌が悪い時に「ピッツァにしちゃうぞ!」と言ってみるのもいいかもしれません。
絵本の通りにやって!と言って娘が何回も読んで、行動してゲラゲラ笑った絵本。
おじさんのかさ 佐野 洋子 (著)
おじさんは、とってもりっぱな傘をもっていました。
でかけるときはいつも傘をもって出かけましたが、
雨が降っても傘をさしませんでした。
なぜって、傘が濡れるからです。
誰にでも愛着を抱いているものってありますよね。大人目線からはその愛着を確認するような1冊。
「あめがふったら ポンポロロン
あめがふったら ピッチャンチャン」
という独特の破裂音に子供がよく反応します。子どもは純粋に雨の音を楽しんでいるんだろうな、と思います。
雨の日が楽しくなる絵本です。