【体験談】シェア畑のメリット・デメリットを徹底解説｜実際に使ってわかった初心者におすすめの理由

「家庭菜園を始めてみたいけど、土地がない」「知識ゼロでも野菜作りを楽しめる方法はあるのか」と考えている方にとって、シェア畑は非常に魅力的なサービスです。

しかし、利用前にはメリットだけでなくデメリットもきちんと理解しておきたいです。

この記事では、実際にシェア畑を1年以上利用している私たちのリアルな体験を交えながら、「シェア畑の良いところ」と「注意点」を詳しく紹介します

迷っている方が後悔しない選択ができるよう、利用者目線でお伝えします。

シェア畑とは？初心者でも始められるレンタル農園サービス

シェア畑とは、株式会社アグリメディアが提供する都市型のレンタル農園サービスです。

者は必要な農具や資材、苗などが揃った区画を借りて、無農薬で野菜作りを楽しむことができます。

農園には栽培のサポートをしてくれる菜園アドバイザーも常駐しており、初心者でも安心してスタートできるのが大きな特徴です。

私たち自身も「畑なんて触ったことがないけど、家庭菜園に挑戦してみたい」と思って始めましたが、すぐに畑のある暮らしに魅了されてしまいました。

シェア畑を実際に利用して感じたメリット

シェア畑のメリットは、単なる「畑を借りられるサービス」にとどまりません。

ライフスタイルや価値観そのものに良い変化をもたらしてくれました。

初心者でも野菜作りができる環境が整っている

農具や肥料、種苗など必要なものがすべて揃っていて、持ち物は基本的に手ぶらでOKです。

さらに、プロの菜園アドバイザーが定期的にアドバイスしてくれるので、「水やりの頻度は？」「この野菜の育て方は？」という疑問もすぐに解消できます。

知識ゼロからでも失敗を恐れずに挑戦できる環境が整っている点は、始めやすさとして大きな魅力です。

無農薬・安心な野菜が収穫できる

シェア畑では基本的に農薬を使わない方針が採られており、収穫できる野菜はすべて自分で育てた安心・安全なもの。

市販の野菜とは違い、育つ過程を自分の目で見て、手をかけて育てた分だけ味わいも格別です。

子育て世代にも人気が高い理由は、こうした安全性にあります。

都心から通いやすい立地で気軽に通える

シェア畑は全国各地に点在しており、とくに関東圏や都市部の駅近くにも多くの農園があります。

私たちも自転車で5分程度、気軽に畑に通える距離にあるため、ライフスタイルの一部として無理なく継続できています。

通えるのは日の出から日没まで。

通勤前や仕事帰りに立ち寄ることも可能です。

家族や友人との時間が増える

実際に畑作業をしてみると、ただ野菜を育てるだけでなく、家族と過ごす時間も増えました。

畑通いは子どもとの貴重な時間にもなりますし、育てた野菜を料理して食卓を囲む時間もまた特別です。

我が家はおじいちゃんと孫の共通の遊び場にもなっています。

また大学生が友人同士で８人ぐらいで契約している区画もあるようで、友人同士でシェアするのも面白いかもしれませんね（代表で誰かが契約者になるようです）。

利用前に知っておきたいシェア畑のデメリット

どんなサービスにも向き・不向きはあるもの。実際に使ってみてわかった「シェア畑のデメリット」も正直にお伝えします。

事前に理解しておくことで、納得したうえで選ぶことができます。

利用料金は安くはない

シェア畑の利用料は月額でおよそ1万円前後（エリアや区画の広さによる）と、他の市民農園と比較するとやや割高です。

収穫できる野菜の量だけを考えると、コストパフォーマンスは決して高いとは言えないかもしれません。

ただし、農具や肥料がすべて揃っていること、アドバイザーのサポート込みであることを考慮すれば、価格に見合う価値はあります。

ゆみか

こどもの習い事だと考えるとちょうどよいかも！

天候や季節に左右される

自然相手のため、どうしても天候や季節の影響は避けられません。

大雨で畑に行けなかったり、気温の変化で野菜が育ちにくいこともあります。

「毎週決まった時間に行けるとは限らない」という忙しい方には、ややハードルに感じることもあるでしょう。

人気エリアはすぐに満員になる

都心部やアクセスのよい農園は人気が高く、空き区画がすぐに埋まってしまうことがあります。実際、私たちも何年か前に狙っていた時はあきがすぐになくなってしまいました。

その後、次男を出産して落ち着いたタイミングでチラシがはいってきたので、空きがでたのか！と思い、食育もかねて申し込み・スタートしました。

空き情報は公式サイトでチェックする必要があります。

シェア畑はこんな人におすすめ

実際に利用してみて、シェア畑は次のような方に特に向いていると感じました。

自分の手で育てた野菜を食べたい方、家族や子どもと自然にふれ合いたい方、休日にリフレッシュできる趣味を持ちたい方にはぴったりです。

知識や経験がなくても始められるため、「ちょっと試してみたい」というライトな動機でも十分楽しめます。

実際に使って感じた「後悔しないためのポイント」

「契約してから後悔したらどうしよう」と不安な方も多いと思います。

私たち自身も最初は迷いましたが、以下の点を意識しておけば大きなミスマッチは防げると感じました。

• 自宅から通いやすい立地かどうかを最優先に考えること（毎週通うことになるため、距離や交通手段は非常に重要）
• どんな野菜を育てたいのかをイメージしておく（アドバイザーとの相談もスムーズになります）
• 見学会や体験イベントに参加してみるのもおすすめ（実際に現地を見て、雰囲気や設備を確認することで、安心してスタートできます）

まとめ｜シェア畑は「育てる楽しさ」と「安心」を手に入れられるサービス

シェア畑は、家庭菜園に興味があるけれど知識やスペースがない人にとって、とてもよいサービスです。

メリットだけでなくデメリットもしっかり理解した上で、自分に合っているかどうかを見極めることが大切です。

私たちはシェア畑を通じて、ただ野菜を育てるだけでなく、生活そのものに豊かさが加わったと実感しています。

もし迷っているなら、まずは見学や短期契約から始めてみるのも良いでしょう。

きっと「始めてよかった」と思えるはずです。