1歳半こどもの健やかな成長を支える食事、どれくらいあげればよいのでしょうか?
食べ過ぎ?それとも足りない?写真付きでわかりやすくご説明します。
実際の食事量の写真・画像を見て参考にしてもらえれば、
お子様が必要とする食事量の"見た目"が一目瞭然。
お皿の上のこの量、実は約200グラムが目安なんです。
下記で詳しく解説しています。
目次
1歳半の食事量の目安は?
1歳半のこどもは成長が著しいため、
栄養バランスの良い食事を心がけることが大切ですよね。
1歳半の1回の食事量の目安は以下の通りです。
- ごはん:80g程度(小さなお茶碗約1杯分)
- おかず(肉・魚・卵・豆製品):大人のこぶし大(約20~30g)。例えば、ミートボールなら小さめのもので2~3個分。
- 野菜:大さじ2~3杯分(約20~30g)。茹でたブロッコリーなら小房で2~3房程度。
上記以外におやつなどで、
- 果物:40~50g(足りない分を補う程度)
- 牛乳や乳製品:200ml程度(コップ1杯分)
上記はあくまでも目安で、こどもの成長の度合いや活動量によって必要な量は変わります。
また、食事の回数は1日3食の主食に加えて、間食を1~2回取り入れています。
おうちで生活するときは15時のおやつのみで、
保育園に行く日は朝9時半ころに朝おやつの時間があります。
保育園の朝おやつは、牛乳1杯と小さな子供用のおせんべい1・2枚程度で給食に影響しない程度です。
1歳半の1回の食事量を写真付き解説!
1歳半の我が家の1回の食事量を
イメージしやすいように我が家のご飯を画像付きで説明します。
1回の食事での量の目安は以下の通りです。
食事例画像1
上記のご飯の量は下記の通りです。
- ごはん:うちの子はよく食べるので100g程度(ご飯の上に小松菜のふりかけを乗せています)
- 主菜(肉・魚・卵などのたんぱく質源):白菜とひき肉のあんかけ。30g程度。ネギも入っているよ。
- 副菜(野菜や海藻など):茹でたブロッコリーを小房で2~3房程度。10g程度
- 汁もの:豆腐とエノキの味噌汁(汁も併せて60~70g)
食事例画像2
- ごはん&主菜:カレーライス(甘口のルー使用。最初のうちは牛乳をプラスして味を薄めたり、冷ましてあげていました)ごはん100g程度とルーが60g程度
- 副菜(野菜や海藻など):キャベツとにんじんの煮物。10g程度
- 汁もの:大根の味噌汁(汁も併せて50g程度)
食事例画像3
- ごはん:90g程度
- 主菜(肉・魚・卵などのたんぱく質源):ハンバーグとしめじ(クリームソース煮)40g程度。
- 副菜(野菜や海藻など):かぼちゃのマッシュ。20g程度
- 汁もの:ブロッコリーのコンソメスープ(汁も併せて50g程度)
食事の時間には、子どもの食べるスピードや興味、食欲に注意して、楽しい雰囲気で食べるようするとよいですね。
また、1歳半の子どもは食べることに興味を持ち始める時期なので、
自分で食べたがったりもします。
食事用のエプロンをつけて、やりたいように手づかみやスプーンでやらせています。
自分でスプーンに夢中になっている間に、
別のスプーンでご飯を口に入れてごはんが進むようにしています(汗)
実際の食事の量は、その日の活動量や成長曲線、健康状態によって変わりますので、
上記の目安を参考にしつつ、こどもの様子を見ながら調整してくださいね。
1歳半の1回の食事量はトータルで何グラム?
1歳半の子どもの1回の食事量は一概には言えませんが、
大まかな目安としては、トータルで150~200グラム程度を考えることができます。
ただし、これはあくまで一般的な目安であり、個々の子どもの成長や活動量、食欲などによって異なります。
子どもの食事作りでは、
正確なグラム数を量ることよりも、栄養バランスや食べる楽しさ、
食事を通じた様々な経験を大切にすることが重要です。
だから私もいちいち測るのをやめました!
最初は測ってみても思うように食べなかったり、食べたりするので、
ストレス軽減のために厳密に毎回測らなくて大丈夫!
食べる量に関して心配があれば、小児科医や栄養士に相談してみると良いでしょう。
1歳半だけど食べ過ぎが心配…
1歳半のこどもの食べ過ぎが心配…という経験を上の2人の子供で経験してきました。
まだ満腹中枢が完全に育っていないので、あげたら無限に食べ続けるということがあります。
しかし、胃の容量は大体、「体重×30g程度」なので、
10kgのこどもなら、汁物含めて300g以上あげると嘔吐する可能性があります(経験済み)。
食事量を大体200g程度で作り、我が家も多少はおかわりしていますが、
そろそろ本当に食べすぎだな…というところで親がストップさせてあげましょう。
また、食べ過ぎが気になる場合は下記の点にも注意してみてください。
食事のバランス
- 三大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)のバランスが取れているか
- 野菜や果物を適量取り入れているか
- 高カロリーのスナックや甘いジュースを控えているか
食事環境
- 決まった時間に食事をしているか
- 食事の時間にテレビやスマートフォンなどの画面を見ながら食べていないか
- 親や兄弟と一緒に楽しく食事をしているか
子どもの様子
- 食事以外の時間に退屈やストレスを感じていないか
- 成長曲線に沿った体重増加であるか、小児科医に相談する
- 活動的で元気かどうか
元気に活動的で過ごせていれば、食べ過ぎていると感じても全然問題なし!
2歳すぎた頃から嫌いなものが出てきたり、3,4歳頃になると「おなかいっぱい…」と言えるように
満腹中枢も育ってきますよ。
食事の時間を家族で共有し、食べること自体を楽しむ環境を作ってくださいね。
1歳半の食事の味付けはどうしてる?
1歳半のお子さんの食事の味付けについては、
以下のポイントに注意をしてみてください。
味付けの基本
- 薄味:子どもの味覚は敏感なので、大人に比べて薄味で十分満足します。
- 化学調味料の控えめ:なるべく自然な食材からの風味を活かすようにします。
- 砂糖や塩分の少なめ:過剰な砂糖や塩分の摂取は避け、健康的な食習慣を身につけさせます。
具体的な味付けの方法
- 野菜の自然な甘み:煮物は野菜から出る自然な甘みを活かすようにします。
- 出汁を使う:昆布や鰹節などからとった出汁で、自然なうま味を加えると良いでしょう。
- 果物で甘味を:果物を使って自然な甘さを加えることもできます。
食材の選び方
- 新鮮な食材:素材そのものの味が楽しめるよう、新鮮な食材を選びます。
- バリエーションを持たせる:同じ食材でも調理法を変えることで、さまざまな味わいを楽しめます。
大切なのは、お子さんが食事を楽しめるような工夫をすることです。
食べ慣れた味だけでなく、さまざまな味を少しずつ試して、
お子さんの味覚を育てる機会を持つと良いでしょう。
また、家族と同じ食事を分けて与えることも、
食育の観点から推奨されていますが、
その際は大人の食事の味付け前に取り分けをしましょう。
とはいえ、文章で伝えるのはなかなか難しいですね。
我が家は全員大人が食べて、これはちょっと薄いなと感じるまま提供して、
テーブルの上に塩や醬油やマヨネーズを置いておいて、
旦那さんは好きに味付けしてもらっています。
メニューレシピを見るときは、こしょうなどの刺激が強いものは入れず、
塩や醤油はレシピの半分~2/3程度を入れるようにしています。
味噌汁やスープは普通に作った後に1歳児用はお湯を追加して薄めています。
まとめ
1歳半のお子様の食事量について、写真画像を交えて詳しく解説しました。
食べ過ぎが気にる方も安心してください。
1回の食事の目安は約150~200gグラムとされています。
ごはんは小さめの茶碗で約70グラム、主菜は20~30グラム、副菜も同じくらいで、果物は約30グラムです。
これらを目安に、バランスの良い食事を心がけましょう。
食事の量は、お子様の活動量や成長具合によっても変わりますので、
食べる量が一日によって違うことも心配ありません。
お子様が楽しく健康に成長できるよう、見守りが大切です。
食事バランスが気になったら一度宅配食材してみて、バランスのよい料理とは!?を研究してみるとよいかも。
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