1歳2ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達は、
早い子は、20〜50語程度を理解し、毎日数語の単語を話すようになります。
個人差があるので、一般的な目安として捉えることができます。
一方で、赤ちゃんが言葉を話さず、喃語だけ発している場合は、親御さんにとっては心配な状況かもしれません。
しかし、その原因は個人差や聴覚障害など複数あります。
対策は、親御さん自身が赤ちゃんとコミュニケーションを取りながら、
簡単な言葉を使って話しかけたり、絵本を使ったり、ジェスチャーを使ったりすることが必要です。
親愛感情を示すことで赤ちゃんもリラックスしやすくなり、言葉の発話につながることが期待できます。
目次
1歳2ヶ月は言葉をどのくらい話す?
1歳2ヶ月の赤ちゃんは、約20~50語の単語を理解できるようになります。
1日に数語ほどの単語を話す子もいます。
また、自分の名前を呼ばれた時に手をあげたり、振り向くことができたり、
単語を発音するのにヒントを与えたりする仕草を示すようにもなります。
ただし、個人差があり、1歳2ヶ月でも話せない子供もいるため、あくまでも目安として捉えることが大切です。
人のコミュニケーションや経験が増えることで、お子さんの言葉遣いはどんどん進歩していきます。
1歳2ヶ月は、言葉の発達のピーク期の一つであるとされています。
【我が家の実録】1歳2か月で言葉が出ずに喃語だけ
我が家の次男、1歳2か月は、言葉はでずに、まだ喃語(なんご)だけです。
「マママママ~~~!」など、ママではなく、声をたくさん出すのですが、言葉にはなっていません。
喃語は、赤ちゃんが話を身につけていくための大切な過程です。
これまで聞いたことのある音を真似することで、口や舌の動きを身につけて、発音や言葉を習得する準備を整えているのです。
次男が自分で言葉を話そうとしても、まだ上手に発音できない場合には、
「(子供の名前)が言いたいことは何かな?」と話しかけ、聞こえた音を認識するようにしています。
また、赤ちゃんが話ができないときでも、ジェスチャーや顔の表情で要望や感情を理解し、応じるようにしています。
取ってほしいおもちゃなどがあると、指を指して教えてくれます。
もしも、親御さんが赤ちゃんの言葉の発達に不安を感じた場合には、専門家に相談することをお勧めします。
言語発達に関する専門機関や専門医療機関、あるいは保健所などの相談窓口があるので、まずはそういった機関に相談することが大切です。
ただ、個人差が大きい時期ではあるため、おかしいと思う確信がなければ、急いでかけこむ必要はありません。
1歳半健診があるように、定期的にフォローがあるので、1歳半まで待って、健診で相談しても良いですよ。
我が家の上の子二人も言葉が遅く、上二人は1歳半健診で「3語話す」という項目にひっかかりました。
「ママ」「パパ」は言っていましたが、それ以外の言葉を話していませんでした。
「アンパンマン」「バナナ」などでもよいので話す言葉ありませんか!?と聞かれましたが1歳半の時点ではなく、
2歳まで様子見て話さなかったら要再検診でしたが、
2歳ごろになると二人ともたくさん話始め、現在は4歳6歳ですが、まぁ、家のなかはうるさいです。
自分の子がおかしいという確信がなければ、2歳ごろまで様子見てもしゃべり始めますよ(*'▽')
1歳2ヶ月は大人の言葉の理解をしている?
1歳2ヶ月の赤ちゃんは、大人が使う言葉の理解をしていると言われています。
1歳2ヶ月の赤ちゃんは、おおよそ20~50語程度を理解でき、毎日数語の単語を発するようになります。
例えば、「おいしい」と言われて食べ物を口に入れたり、「ぬいぐるみを持ってきて」と言われて手渡したりすることができます。
また、大人が使う単語だけでなく、ジェスチャーや身ぶり手ぶりなどの仕草からも物事を理解できるようになっています。
視覚的な情報も重要で、色んな図を見せることで新たな知識を得られます。
成長に伴い能力が増していくため、積極的にコミュニケーションをとって、子どもの成長をサポートすることが大切です。
1歳児の言葉の発達はどれくらい?
1歳児の言葉の発達には個人差がありますが、一般的な発達の目安を以下に示します。
・単語の理解:おおよそ20~50語程度の単語を理解することができます。例えば、「ミルク」や「おやつ」、「カメラ」といった言葉を聞いると、反応することができます。
・単語の発話:おおよそ毎日数語ほどの単語を話すことができます。最初に話すのは、おおよそ「ママ」「パパ」といった簡単な言葉から始まり、次第に色々な言葉に挑戦するようになります。
・ジェスチャーの理解:指差しや手招きなどのジェスチャーを理解するようになります。例えば、「どこ?」と聞くと、指差しをして答えることができます。
・名前の理解:自分の名前を呼ばれると、振り向くことができます。また、家族の名前やペットの名前なども、少しずつ理解するようになります。
・音の模倣:動物の音や、乗り物の音、さまざまな音を聞いて、それを模倣したり、指さして「あれは?」と聞いたりするようになります。
ただし、上記は一般的な目安であり、子どもの個性や環境によって、発達の程度には違いがあります。
あくまでも参考程度にして、親御さんが子どもとコミュニケーションを取りながら成長を見守っていきましょう。
【対策】1歳児に言葉を教えるために親ができること
赤ちゃんの語彙を増やすための方法はあります。
以下に、いくつかの方法をご紹介します。
話しかける
子どもの頭の中に言葉を入れるには、まずはたくさん話しかけることが大切です。
普段の生活で、簡単な言葉を使ってどんなことをしているかを話すように心がけましょう。
例えば、「今からお風呂に入ろう!」と言ったり、「バナナが好きだね」と話したりすることで、子どもに言葉を伝えています。
絵本を読む
絵本を読むことは、子どもに言葉を教える優れた方法です。
絵本を読んでいる時には、子どもが言葉を理解したり発音を繰り返したりすることがあります。
また、絵本は単語や簡単な文章で構成されているため、子どもにとって理解しやすく、親子で楽しく過ごすことができます。
ジェスチャーを使う
子どもは、ジェスチャーを理解しやすいので、指さしや身ぶり手ぶり、手振りを使って、物の名前を伝えることができます。
また、ジェスチャーを使ったコミュニケーションによって、赤ちゃんが伝えたいことを理解することもできます。
例えば、「あれは犬だね」と言いながら、ペットの写真やおもちゃの動物を指差すようにすることで、
言葉とイメージを結びつけることができます。
音楽を聴く
音楽を聴かせることで、子どもはリズムやメロディーに合わせて体を動かし、言葉を教えられます。
また、子どもが自分で歌ってみることもあります。
歌の歌詞や曲を覚えることで、言葉の発音や韻を身につけることができます。
遊びを通じて学ぶ
子どもは、遊びを通じて学ぶことができます。
例えば、おもちゃの名前を教えたり、お人形遊びで「おやすみなさい」と言ったりすることで、言葉を覚えることができます。
名前を呼ぶ
赤ちゃんの名前を呼ぶことで、自分の名前に慣れることができます。
さらに、家族やペットの名前も積極的に呼んで、それぞれの名前を覚えさせましょう。
繰り返しをする
同じ言葉を何度も繰り返して使うことで、単語に慣れ親しむことができます。
例えば、「ミルク」という単語を何度も繰り返し言って、その後にミルクを与えるという方法があります。
普段の生活の中でも楽しく語彙を身につける工夫はいくつかあります。以下に、いくつかの例を挙げてみます。
共同作業をする
赤ちゃんが食事をする時や、お風呂に入る時、片付けなど、日常の生活の中で共同作業を行い、
その中で使われる単語やフレーズを覚えさせることができます。
例えば、「いただきます」、「おかわり」、「洗い物をする」、「お風呂に入ろう」などです。
歌を歌う
赤ちゃんには、歌を歌って聞かせることがおすすめです。
歌詞やリズムを聞いて、言葉を覚えることができます。
たとえば、「手をたたきましょう」、「かえるのうた」、「きらきら星」などの童謡があります。
公園に出かける
公園で遊ぶ時には、赤ちゃんが興味を持ちそうな物の名前を言いながら覚えさせることができます。
例えば、「すべり台」、「ブランコ」、「お花」、「鳥」などです。
料理の作業についての単語も身につけることができます。
以上が、1歳児に言葉を教えるために親ができることです。
毎日の生活の中で、子どもとコミュニケーションを取ることが大切です。
子どもが興味を持つようなことを繰り返し、楽しく学ぶことができるように工夫しましょう。
まとめ
赤ちゃんの言葉の発達は、1歳2ヶ月付近から急速に進みます。
この時期は、20〜50語程度を理解し、毎日数語の単語を話すようになります。
また、ジェスチャーや言葉を使って、自分の欲しいものを伝える力も備わってきます。
言葉の発達を促すためには、親御さんが積極的に赤ちゃんとコミュニケーションを取り、日常生活の中で色々な言葉を教えることが大切です。
例えば、絵本を読む、歌を歌う、ジェスチャーを使う、話しかけるなどがあります。
赤ちゃんの発達の程度について気になる場合は、専門家に相談することも大切です。
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